通信教育のメリットデメリット

通信大学と聞いたら、正規の大学じゃないというイメージがあるかもしれませんが、れっきとした正規の大学です。卒業すればきちんと学士(大学院で修士・博士)が得られます。ただ、通学課程と比べて特徴があることはたしかです。
特徴としては入試がないことが挙げられます。そして、学習の基本は自宅学習だということです。それに加えスクーリングという面接授業があり、このときばかりは通学課程と同じように通学しなければなりません。でも、このスクーリングを醍醐味にあげている学生も少なくないらしいです。また産能大学は地方スクーリングや学生会の活動が活発なんだそうです。
通信大学は入るのが簡単です。大学入学資格と学費の支払い能力さえあれば、誰でも入学できることができます。けれども、入ってからは一般の大学とかわりありません。入学するのはかんたんですが、卒業するのが大変です。卒業するには大学で124単位、短期大学で62単位必要です。講義の内容などもほぼ変わりありませんが、通学過程と比較すると驚くほど卒業率が低いんだそうです。これは何も特別に勉強が難しいというわけではありません。モチベーションの低下から挫折してしまう人が想像以上に多いのです。仕事などで大卒資格が必要な場合は別として、孤独な勉強は想像以上にやる気を失うものです。やはり学校は勉強だけが目的ではなくて友人などと語り合うコミュニケーションの場でもあるのかもしれませんね。